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思う存分に完結済みの漫画を読んで自由に感想を投稿するブログ。

漫画『風の谷のナウシカ』全7巻を一気読みした感想

漫画『風の谷のナウシカ』は、文明を崩壊させた「火の7日間」で汚染され、巨大な菌類の森「腐海」や、腐海を守る「蟲」と呼ばれる巨大昆虫たちが出現した大地に生きる主人公達を描いた作品。同名のジブリ映画の原作。映画になった部分は全7巻中2巻くらい。

 

そんなわけで、映画を見ていた場合、2巻の中盤頃まで既視感と「映画はだいぶ端折りながら形にしたんだな~」といった印象を持ちながら進むことになると思う。おさらいしながら新章へ向かう感じ。

良い意味で濃い作品だった。

 

話が休む暇なく進んでいって、どんどん壮大な物語になっていく。こういう緩みのない作品は続きが気になって凄く興奮する。もし子供っぽい人間だって自覚があるんなら、俺みたいに寝れなくなりそうだから寝る前は避けるべし。

 

それと、絵が上手いのは当然なんだろうけど、珍しく言及したくなるくらい凄く上手に描かれてて、世界や自然が凄く大きな存在に感じる点も良かった。漫画を見ていて世界や自然の大きさを意識させられることって少ないから新鮮。

 

1巻200ページ以下なのに読むのに時間かかったから、物語も絵も密度が濃かったと言える。絵なんて珍しく全コマ見る勢いだった。ともかく『風の谷のナウシカ』の世界を知りたかった。

 

他に読んでいて印象的だった点を挙げるなら、巨神兵の扱いは予想外だった。漫画だと、王蟲作戦の場面じゃ出てこない。もっと後に登場して、映画版とは違う役割を担うことになる。兵器であることは変わらないんだけれども、全く別の印象を持つことになる。

 

あとは、漫画版だと各登場人物を映画版よりも知ることができるから、各登場人物のことを映画版より好きになれると思う。特にクシャナとクロトワなんて印象が全然違う。ただの薄っぺらい侵略者から人間になる。

  

とても面白い作品だった。心からオススメできる。これは誰が読んでも買ってもいいと言う作品だと思う。

頭を空っぽにして読んでいたら重要な情報を見逃して「あれ?なんでこんなことに?」となってしまうかもしれないので、それなりの余裕を持ちながら、じっくり読んでほしい。ながら読みをしていたら途中で「んんん???」ってなったから。