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漫画『アポカリプスの砦』全10巻を一気読みした感想

漫画『アポカリプスの砦』は青少年矯正施設『松嵐学園』の面々と突然現れたゾンビの戦いを描くゾンビ系パニックアクション漫画。

アポカリプスの砦(1) (月刊少年ライバルコミックス)[Kindle版]

凄く勢い任せなんだけど最高に面白い変な漫画。

 

謎の鮫映画を見せられた時のような気分だった。勢いよく始まり、勢いよく進み、勢いのまま終わった。オリンピックの開会式が終わって最初の競技が始まったと思った途端に世界新記録が出て閉会式もなく突然オリンピックが終わった、と言いたくなるくらい勢い任せに進む。

 

勢い任せに進むもんだから説明不足・描写不足は当たり前くらいの作品なんだけど、続きが気になって仕方がなくて、どんどん読んでたら勢い任せに幕引きに入って「終わるのかよ!」と1人で突っこみながら妙な興奮と満足感を得つつ読み終える羽目になった。

 

まず無実の罪で松嵐学園にぶちこまれる主人公は同部屋の曲者達と出会い、そうこうしているうちにゾンビが現れて開戦、出会ってしまった主役達の腐れ縁からの友情、噛み合いすぎている状況・台詞・絵のセット、そして奇妙な魅力があるゾンビ達を楽しんでいたら勢い任せに終わる。

 

もうね、わけわからん。

 

主役達は設定からして”ぶっとんでいる”の一言だし、それなのに妙に人間的で魅力的だし、なんかもう台詞が最高で状況や絵と合いすぎてて心情が伝わってくるな感覚があるし、なんかもう叫びたかった事を既にキャラクターが叫んでたりするし、ゾンビ連中はもっと種類がいたら最高だったけど十二分にキモかったし、戦法は終始汚えわ父ちゃんしてる父ちゃんは最後まで父ちゃんだわ息子君はもう表現し難い存在になってるわ・・・。

 

超を付けたくなるくらい面白かったけど一体なんだったんだろう。1巻読んで最後まで勢いに乗ろうと思えたら絶対に楽しめると思う。

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